2015年3月2日

五十年後のホワイトハウス或いはカザルスの息づかい

��961年11月、当時のアメリカ大統領J.F.ケネディ夫妻はホワイトハウスに
��5歳のパブロ・カザルスを招きました。
ピアノはミエチスラフ・ホルショフスキー、ヴァイオリンはアレクサンダー・シュナイダーという大御所揃い。
数曲の演奏のあと最後にカザルスは故郷カタルーニャの平和を願って古民謡「鳥の歌」を演奏し喝采を浴びました。
カタルーニャの鳥はPEACE、PEACE、PEACEと啼くと言われています。
永らく入手困難だった、この名盤CDも今は容易に購入可能です。

この演奏会の2年後、1963年にケネディは暗殺されました。



約50年後の2012年2月、アメリカ国旗を象徴した「RED WHITE &BLUES」なるコンサートを現大統領バラク オバマが、同じホワイトハウスで催しています。
ミックジャガー、ジェフベック、バディガイ、BBキングらを招き、
コンサートの最後に「Sweet Home Chicago」を演奏、
バディガイの誘いにミックからマイクを受取り自身も歌を披露。

隔世の感があります。同じEAST ROOMという部屋とは思えません。



0 件のコメント:

コメントを投稿